スキンケア化粧品 | 化粧品製造・開発・販売・企画提案ベル・クール研究所|化粧品製造・OEM化粧品ならベル・クール研究所

CONTACT

お電話からお問い合わせ

TEL.011-881-9666

TEL.011-881-9666

お知らせ

スキンケア化粧品

スキンケア化粧品

皮膚はからだのもっとも外層にあって全身を覆い、外からのさまざまな刺激から
からだを守っています。しかし、加齢や紫外線、精神状態などの影響で変化し、
ダメージをうけることがあります。
そこで、不足しているものを補い、不要なものを除去して皮膚を健常に保ち、
ダメージを予防するためにスキンケア化粧品が用いられます。

 

Ⅰ.  洗浄用化粧品
皮膚を洗浄するためのもので、洗浄の対象により洗顔料とメーク落としの二つに分けられます。

・洗顔料
ほこりや汗などの水性の汚れを落とし、皮膚を清潔にする化粧品です。洗顔時に目にしみない、
洗顔後はつっぱらずにすべすべした肌になるように工夫されています。
洗顔用石けん(化粧石けん)と洗顔フォーム(洗顔クリーム)があります。
洗顔フォームは過剰な皮脂や汚れを落とすことを目的としており、高起泡性界面活性剤が主成分です。
表皮のくすみを落とすことなどを目的に粉体高分子等の角層剥離作用を
もつ物質(スクラブ剤※)を配合したものもあります。
(※)スクラブ(scrub)とは「こすり落とす」という意味です。

・メーク落とし
メークアップ化粧品を落とすための洗浄用化粧品です。
皮膚表面に付着しているメークアップ化粧品などを溶かし込んで、
皮膚から浮き上がらせる油分を多く含む洗顔料で、
クレンジング(あるいはクレンジングクリーム)とも呼ばれることもあります。

 

Ⅱ.  整肌用化粧品
皮膚に水分や保湿成分を補給し、皮膚をみずみずしく保つもので、化粧水や美容液、パックなどがあります。

・化粧水
皮膚に水分や保湿成分を補給し、保湿効果を高め、皮膚のモイスチャーバランスを保つ働きをします。
通常透明か半透明の液状で、使用目的により以下のように分けられます。
柔軟化粧水はうるおいを与え、皮膚を柔らかくするために角層への水分補給とその保持を目的とします。
収れん化粧品は皮脂や汗の分泌を抑え、皮膚をひきしめ、さっぱりとした使用感を与えます。
ふきとり化粧水はクレンジングクリームやマッサージクリームなどを使用してティッシュで拭いた後、
皮膚に残った油分をコットンに含ませ拭き取る清浄用に用います。

・美容液
美容液は化粧水と異なって粘度が高く、保湿機能と共にクリームや乳液のような
エモリエント(柔軟)機能を合わせ持っています。エッセンスとも呼ばれます。
昨今ではしっとりとした感触を与え、肌荒れを防ぐ保湿用タイプだけでなく、
日焼けによるシミ・ソバカスを防ぐための美白用タイプ、ハリやツヤを保つ小じわ防止用タイプ、
化粧下地をかねたタイプなど様々な付加価値の高い機能を与えた美容液があります。

・パック
パックは一定時間皮膚を皮膜状に覆い水分の蒸発を防ぎ、皮膚にうるおいを与え新陳代謝を活発にします。
また、吸着作用によって皮膚の汚れや古くなった角質を取り去ります。
保湿効果、清浄効果を重視したもの、部分的に過剰な皮脂や毛穴の汚れを取り除く効果を持たせた
小鼻の周りなどのTゾーン専用、日焼けによるシミ・ソバカスを防ぐホワイトニング効果を持つものなど、
いろいろな用途のパックがあります。

 

Ⅲ. 保護用化粧品
油性成分と保湿成分がバランスよく配合し、皮膚にうるおいを与えるとともにしっとり柔らかく整える
いわゆる「エモリエント効果」を有する化粧品で、乳液とクリームがあります。
なお、「エモリエント」とは、皮膚からの水分蒸散を防止してうるおいを保持し、
皮膚を柔軟にするという「皮膚生理作用」のことです。

・保護用乳液
クリームと比べると油性成分が少なく使用感がさっぱりしており、流動性があって皮膚へのなじみがよい
という特徴があります。モイスチャーローションとも呼ばれます。
実際の商品では、基本性能である保湿成分によるエモリエント効果に加えて、
紫外線防止剤が加えられた製品もあります。
製品の状態安定化のために界面活性剤(乳化剤)が用いられます。

・保護用クリーム
流動性の少ない半固形の化粧品で、乳液と同様、油性成分と保湿成分から構成され、
主として保湿や柔軟効果を与える商品です。モイスチャークリームとも呼ばれます。
紫外線防止剤が加えられた製品もあります。
製品の状態安定化のために界面活性剤(乳化剤)が用いられます。

 

Ⅳ. 美白化粧品
美白化粧品とは、日焼けなどによるメラニンの生成を抑制して肌本来の色調に近づけ、
シミ・ソバカスを防ぐ目的で使用されます。この効能が認められた薬剤である
美白剤が加えられています。

 

Ⅴ. 紫外線防止化粧品
紫外線は波長が100〜400nmの範囲の電磁波で、太陽光線に含まれています。
地表に到達する電磁波の中で一番波長が短く高いエネルギーを持っており、
多量の紫外線を皮膚に浴びると種々の障害が発生します。
紫外線防止化粧品(日焼け止め用化粧品)は紫外線防止剤により紫外線の悪影響から
皮膚を守る製品です。製品形態はいろいろなものがあります。
乳液、クリームタイプやファンデーション、美容液タイプのほかに
最近ではフォームタイプ(泡タイプ)もあります。
その防止効果の目安として、SPF(sun protection factor)と
PA(protection grade of UVA)分類が記載されています。

 


引用:独立行政法人製品評価技術基盤機構 化学物質管理センター 身の回りの製品に含まれる化学物質シリーズ 1.化粧品