生産体制
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当社では、大ロットの受注の他に小ロットでのOEM製造を行っている為、製造数に合わせて機材を使い分けます。注文数の多い品物は大鍋や機械を使用しますが、注文数の少ないものは極力ハンドミキサーなどで手作りをします。
また、製造した化粧品は粘度計で粘度を測り、それまでに製造したものと感触の違いが出ないようチェックをしております。なお、OEMの試作品も全て一つ一つ手作りをしております。
容器をアルコールや熱で滅菌したあと、製造した化粧品を容器に充填していきます。様々な容器、容量に対応するため、多くを手作業で行っております。一部の注文数が多い品物については半自動の充填機を使い、人の手で微調整をしております。また、ラベル貼りのほとんども機械を使わず行っております。
製造された化粧品は、全てロット毎に検体を保管しております。一定の環境を保った状態で保管しておりますため、もしもお客様の化粧品に何か問題があった場合はここから同じロットのものを取り出し原因の究明を行います。
しっかりと検品を行い、シュリンク包装や箱詰めを行った後出荷をしています。手作業のため何度も製品に触れる機会があり、検品時以外にも万が一のミスを見逃さないというのがポイントです。
UVクリームのSPF値を測るSPFアナライザ(in vitro法のため広告使用不可)や、皮膚解析や毛髪解析に使用する光学顕微鏡、頭皮の状況を見るためのマイクロスコープ、お肌のデータを解析するクレオワンなど様々な機材があります。これらによって得られたデータは、化粧品開発・製造にも役立っています。
また、近年常在菌の研究も始め常在菌の検査も行いトラブル専門化粧品の研究にも力を入れています。
これまで様々なOEMを受注させていただいたなかで、既製の素材や成分ではなく独自の素材エキスを使った製品製作のご要望をいただいてまいりました。これに対応するため、圧力を利用して天然物をまるごとエキス化する機材もご用意しております。最大で水深10,000m下での圧力に相当する100MPaの圧力をかけることで、さまざまな素材を短時間で分解しエキス化することが可能です。
このような高圧装置は大規模なものが多く、専門知識を有する技術者が必要です。ベルクール研究所では、研究所の強みを生かして専門知識を有する技術者が素材のエキス化を担当します。また、少ロット、大ロット問わずに素材のエキス化を行っております。ご希望の素材が御座いましたらお気軽にお問合せ下さい。