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ボディケア化粧品

ボディケア化粧品

顔及び頭髪以外の身体のケアを目的としたものです。身体を洗浄するものが主流ですが、
その他に、デオドラント化粧品や浴用剤もこのなかに含まれます。

 

Ⅰ. 身体洗浄用化粧品
主な製品として、浴用石けん、ボディシャンプー、ハンドソープ等の身体洗浄剤があります。
これらの洗浄剤には抗菌を目的とした薬用洗浄剤もあります。

・浴用石けん
石けんとは化学物質名としては長鎖脂肪酸塩の総称ですが、
製品としては「長鎖脂肪酸塩からなる固形の身体洗浄剤」をいいます。
洗いあがりがさっぱりしており、多くの日本人が石けんの感触を好んでいます。
欠点はアルカリ性であること、耐硬水性に劣ること、
泡立ちが使用中にだんだん悪くなることなどです。
この欠点を改善した弱酸性石けんもあります。
なお、長鎖脂肪酸塩(石けん)ではなくて合成界面活性剤でできた固形の身体洗浄剤を
シンデッドバー(あるいはコンバー)と呼び、海外で多く使用されていますが、
日本での使用は少ないようです。

・ボディシャンプー
身体用洗浄剤の中で液体洗浄剤は、ボディシャンプー(あるいはボディソープ)と呼ばれます。
日本人は洗浄した後の感触が石けんのようなさっぱりしたものを好むため、
長鎖脂肪酸塩(石けん)や起泡力の優れた陰イオン界面活性剤が用いられます。

・ハンドソープ
手を洗うことを目的としたものです。その中で抗菌剤を配合した手洗い用固形石けんや
液体洗浄剤は医薬部外品として市販されています。

 

Ⅱ. デオドラント化粧品
汗臭さやべとつきを解消し、体臭をおさえ、芳香を残す化粧品です。粉体ベースのものは、
タルクのような無機高分子に、腋臭防止剤として制汗物質、消臭剤、抗菌剤を配合し、
汗を吸い取りサラサラ感を残すようにしたものです。液体ベースのものは、エタノールのような溶剤に
制汗物質、抗菌剤、香料などを溶かし、肌が衣類にまとわりつかないようにシリコーンなどを配合しています。
製品形態としては、パウダースプレー、アルコールスプレー、ロールオン、スティック、パウダーなどが
ありますが、日本ではパウダースプレーが最も一般的です。

 

Ⅲ. 浴用剤
浴用剤は、入浴の際、湯に混ぜ使用するもので、温泉や薬湯のもつ効果を家庭で得ることを目的としています。
効果薬剤の働きで保湿効果を高め血行を促進する、体臭を抑え清潔で健康な肌を保つ、
心身に安らぎや活力を与えて気分を爽快にする、あせも、ひびや荒れた肌などに
うるおいを与え正常化するなどの効果があり、入浴剤ともいわれます。
タイプとしては、バスオイル、バスソルト(粉末・顆粒)、バブルバス(粉末・液状顆粒、固形ジェル)などがあります。
処方構成成分としては、硫酸ナトリウム等の無機塩類に加え、温浴効果をもたらす血行促進剤として
植物エキス(センキュウ、トウキ)などや二酸化炭素(炭酸ガス)を浴槽中で発生させる成分が
配合されているものがあります。

 


引用:独立行政法人製品評価技術基盤機構 化学物質管理センター 身の回りの製品に含まれる化学物質シリーズ 1.化粧品