若さを保つDHEA-Sホルモンとは
先日、9月27日にテレビ朝日で放送された、「みんなの家庭の医学」の中で紹介された、若さを保つDHEA-Sホルモンについてご紹介します。
ホルモンは、全てが歳とともに減っていくわけではありません。しかし、卵巣でつくられるエストロゲンは、閉経後に急激に減少するし、松果腺メラトニンも加齢に従って減少していきます。
そして、副腎で生成されるDHEAとDHEASもやはり歳とともに、二十代の終わりごろから次第に減少していきます。しかし、同じ副腎で生成されながらも、コルチゾル等のステロイドは一生を通して、
生成量にほとんど変化はありません。加齢とともに体はいろいろな変化が現れます。
人のDHEAS生成パターンの変化は興味深く、胎児ではすでにDHEASを生成していて、誕生から数ヶ月の間はこのホルモンの存在が体内に見られます。その後、生まれて6ヶ月ごろから思春期の
始まり(中学生ころ)までの間には、ほんのわずかしか生成されず、その後、20~24才ごろで最高値を迎えるまで、急激に生産量は増えていき、30代からは少しずつ減少していきます。
70才になるころにはピーク時の4分の一、90才では10分の1にまで減少すると推測されています。
DHEAは、男性ホルモンのアンドロゲンや女性ホルモンのエストロゲンにへんかするので、DHEA生成量の減少は私たちの体細胞にダイレクトに影響します。アンドロゲンやエストロゲンになる前の
物質の半分は副腎でつくられるDHEAから生成されると考えられています。残りの半分は、睾丸や卵巣で作られています。
女性の場合、閉経すると卵巣ではもはやエストロゲンは生成されないので、その後のエストロゲンは全て副腎で作られるDHEAから生成されたものです。
DHEAは年齢とともに減少していきます。だから、中年以降、このホルモンを補充して、若いころのレベルにまで戻してやれば、いつまでも若々しい体を保つことができるかも知れません。
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